近年のダイエットで重視されることの一つに「代謝の活性化」があります。
「日常生活の動きの中でより効率よくエネルギーを消費する、また消費できる身体を創る」ということが注目されていますが、この、「体内に蓄積されたエネルギーを消費する」というシステムは、実は生まれつき人間の身体に備わっている能力なのです。
毎日の生活に欠かせない「睡眠」では、体内に蓄積された栄養素(脂肪やブドウ糖)を消費してくれるのです。
睡眠は体を休めていると考えられがちですが、実は細胞の新陳代謝、筋肉の疲労回復、記憶の定着など、脳も体も意識が遮断された世界で活発に動いています。
午前中の活動は朝食で、午後の活動は昼食で、夜の活動は夕食からエネルギーを得ていますが、睡眠中はどのようにエネルギーを補給しているのでしょうか?
その答えは、コルチゾールというホルモンにあります。
コルチゾールは、睡眠中に特に大量に分泌され、蓄えられた脂肪やブドウ糖(普段はグリコーゲンという塊)などをエネルギーに変えて、心臓や肝臓を動かしたり、脳細胞が活発になるときに必要な、大量の糖分を提供しているのです。
コルチゾールは、1日で決まった時間帯に分泌量が増減することがわかっています。最も量が増えるのは夜中の3時以降で、これが朝8時まで続き、その後激減します。
つまり、人の体は8時ころまでに覚醒し、活動を始める物理的なサイクルが出来上がっているようです。
朝起きずに昼頃まで眠っていると、せっかくコルチゾールによって分解されたブドウ糖が再び身体にたまってしまいます。
さらにブドウ糖が戻ってしまうことで、身体がエネルギー切れの状態になってしまい、寝起きから元気に動くことができません。
食事をとってもそれを分解消化するエネルギーが切れているため、食事で摂取した栄養をエネルギーに変えるのに時間がかかってしまいます。
つまり、午前中のエネルギー消費量が「起床」時間がズレることにより、低下してしまうのです。
睡眠時間だけでなく起床時間のコントロールもダイエットと密接な関係にあるんですね。
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